キッチンでお料理をする時に油や蒸気を吸い上げてくれるレンジフード。よく考えると毎日働いてくれているキッチンの必需品ですよね。でもお掃除が大変だったり、変な音がしたりしたことはありませんか?
今日は東北最大級のリフォーム専門店ダイクが、レンジフードの交換時期からリフォーム費用、新しいレンジフードの選び方まで詳しくお伝えします。
レンジフードの交換時期
レンジフードは8~10年が交換時期の目安と言われています。レンジフードはこまめに掃除をしていても劣化が避けられないため、交換時期を過ぎると不具合が出やすくなる部分です。以下のような症状が出始めたら交換の時期と言ってもいいかもしれません。
・スイッチを入れても換気扇が回らない、遅い
・レンジフードから異音がする
レンジフードの交換を検討する際は、レンジフードの形・サイズ、排気ファンの種類や清掃性をチェックしましょう。また、キッチンのレイアウトによって壁に取り付けるか、天井に取り付けるかも決まります。まずはリフォーム業者に気軽に相談してみましょう。
レンジフードのリフォーム費用
レンジフード本体の交換にかかる費用相場は、90,000~260,000円程度です。これには、レンジフード本体の購入費用と取付工事費用が含まれています。
また、設置場所の状態によってはオプション費用や部材費用が別途かかることもあります。 レンジフードの交換・取付費用は、レンジフードの価格によって大きく異なるため、高機能なレンジフードは工事費込みで15万円以上と高額になる場合も。ただし工事費込みで9万円程度のものまで幅広くあるのも特徴です。
以下がレンジフードの形とリフォーム費用の相場です。
本体込みの料金相場(工事のみの料金相場)
① ブーツ型 5.7〜10.2万円(4〜4.5万円)
② スリム型 5.1〜23.1万円(4〜4.5万円)
③ フラット型 5.5〜8.1万円(4〜4.5万円)
それぞれの型のメリットとデメリット
ブーツ型(深型)・・・○デザインが合わせやすい ×フィルター掃除が大変
スリム型(薄型)・・・○最新型、機能で選べる幅が広い ×価格が高い
フラット型(浅型)・・○低い天井へ取り付け可能 ×フィルター掃除が大変
最近は自動洗浄機能のついたハイグレードな換気扇や、10年お掃除しなくて平気なレンジフードも発売されています。レンジフードも進化してますね。価格、キッチンの色、機能などからベストマッチなレンジフードを選びましょう。以下でレンジフードの選び方をご紹介します。
レンジフードの選び方
まずはレンジフードを選ぶ際の4つの基準です。
(1)現在設置されているレンジフードの幅に合わせて選ぶ
(2)連動換気機能で選ぶ
(4)お手入れ、掃除が簡単なものを選ぶ
(5)ノンフィルターかどうか
それぞれ詳しくご説明します。
(1)レンジフードの幅とは
家庭用レンジフードの横幅サイズは60cm・75cm・90cmの3種類に分けられます。機能の違いはありませんが、横幅が広がると本体価格が高くなります。
レンジフードは吊り戸棚の間、吊り戸棚と壁の間に隙間なく設置されていることが多いため、幅の変更が難しいのも特徴です。そのため交換は現状と同じ幅のものにするのが一般的です。
異なるサイズのレンジフードへの変更は、まず取付可能かを確認しなければいけません。工事工数がかかるため取付費用も高額になります。
(2)連動換気機能とは
「連動換気機能」とは、ガスコンロの点火や消化に合わせてレンジフードのスイッチも変わる、ガスコンロとレンジフードが連動する便利な機能のこと。レンジフードのスイッチの消し忘れやつけ忘れがなくなります。
連動に対応している機種を設置する必要があるため、リフォームする際はガスコンロに連動機能が付いているかを確認しましょう。
(3)お手入れ
油汚れの多いレンジフード部分は「ファンやフィルターの掃除が大変」というイメージがありますが、最近は掃除しやすいレンジフードが各メーカーから販売されています。チェックしてみましょう。
(4)ノンフィルターかフィルターありか
現在はノンフィルターのスリム型のレンジフードが主流です。以前は汚れやすいと言うデメリットがありましたが、現在では各メーカーのレンジフードの様々な機能によって、そのデメリットが無くなりつつあります。
ちなみにノンフィルターの場合、油煙を「整流版」にぶつけて油分を付着させ、オイルトレーに回収する構造になっています。なので自動分離されたトレーの油を捨てるだけでOK。
フィルターがあるレンジフードの場合、フィルターのお掃除が大変だったというお声を多くお聞きします。それに比べてトレの油を捨てて洗うだけなのはラクですよね。
まとめ
実はなかなか奥が深いレンジフード。気になったらぜひお気軽にご相談ください。
ダイクショールームなら、各メーカーの最新キッチンを一度に見ることができます。ぜひ一度足を運んでいただき、実際に見て触って確かめてください。