キッチンをリフォームする際、せっかくなのでキッチンの色を変えたいと思う方は多くいらっしゃいます。新しくキッチンカラーを決める上で重要なのが「インテリアとの調和」です。リビングなど周囲の色を無視して選んでしまうと、システムキッチンの色が空間に調和せず、あとで後悔することがあります。
照明の色や日差しの入る量によって色の印象が変わったり、ショールームで見た色が、自宅では違って見えたりすることもあります。
ここでは、キッチンカラー選びのポイントをいくつかご紹介します。
(1)今のインテリアと調和するキッチンカラーを選ぶ
システムキッチンの色を決める際は、今のインテリアの色と馴染むかどうかを考えるのが大切です。
家具・カーテン・家電などとの調和を意識しましょう。特に壁や床が占める割合は大きく、印象が左右されやすいため、壁や床とマッチするかしっかりイメージして選ぶのがコツです。
色の調和を考えるのが難しい場合、ホワイトを中心とした配色にすると、カラーコーディネートが簡単になります。
(2)キッチンの占める割合から考える
キッチンの占める割合から、システムキッチンの色を考える方法もあります。
リビングやキッチンが広くない場合、キッチンカラーを濃い色にしてしまうと圧迫感が生じ、居心地の悪い空間になってしまうことも。
空間を広く見せたい場合は、明るめのカラーを選ぶこと。反対に、寒々とした広いキッチンには、暖かみのある暖色がおすすめです。
(3)日差しや照明でキッチンの印象が変わることを意識する
実は日差しや照明の種類が異なると、システムキッチンの色が違って見えることがあります。
自然光があまり入らない暗い場所では、濃い色は余計に濃く見えるので注意が必要です。
また、ショールームで見た時と、色の印象が大きく変わることもあります。これはショールームでは、コーディネートや照明(電球など)の工夫で、キッチンの色がよりキレイに見えるようにしているためです。
(4)仕上げや柄でキッチンの印象は変えられます
キッチンの印象は、仕上げや柄でも変えることができます。
具体的には、ピアノのような光沢を持ったシステムキッチンに仕上げる「鏡面仕上げ」や、マットに仕上げる「つや消し仕上げ」などがあります。
柄には石目柄や地模様などがあり、同じ木目調でも模様が違うと全く違う印象になる場合もあります。色だけでなく、仕上げ方法や柄も含めてリビングやインテリアに調和するものを選択しましょう。
(5)色見本だけでなくできるだけ実物を確認する
小さな色見本だけだと、色の面積効果の影響で全体の印象と違って見えることがあります。
「色の面積効果」とは、面積が大きくなるほどに、より鮮やかにより明るく見える現象です。
さらに見本の色の濃淡や表面の加工が、きちんと再現されない可能性もあります。ダイクでは色見本だけで決めるのではなく、ショールームで実際の雰囲気を確かめることをオススメしています。各社にあるカラーシミュレーションサイトを利用するのもおすすめです。
まとめ
キッチンリフォームは、なかなか予算のかかるリフォーム工事です。キッチンのカラーや使い勝手、収納量に見た目。悩む要素はたくさんあります。
東北最大級のリフォーム専門店ダイクなら、各メーカーのキッチンが一度に見て触って確かめられます。
また、的確な収納扉選びのアドバイスもキッチンリフォームのプロにおまかせください。
ダイクショールーム
仙台市青葉区双葉ヶ丘1丁目22-10 (定休日:水曜・木曜)